投稿者「jirokawasaki」のアーカイブ

改装工事92日目。

 

2014年4月29日、改装工事92日目の様子です。

 

運び込まれた木材で、大工さんが新しく柱を建て補強をしたり、補修をしたりしていました。

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補強すべき部分は補強し、残す部分は残す。

大工さん曰く、「町家の改修は、実際に(建物を)開けてみるまで分からない。それぞれの町家で毎回状態状況が違うから、現場で判断、検討しながら進めていく部分も大きい」とのこと。

 

こうして、築115年という、古い古い町家の改装を進めていただきながら思うことは、ただ単に、古いから良い、古いものは味があっていい、古いものは残すべき、ということではなく、古くなったものをこの先も残し使っていくためには、手を加え、補修すべき部分は補修し、新しくすべき部分は新しくする必要があるということ。そして何より、使い続けていくことで価値、そしてその魅力が引き継がれていくのだと思いました。

 

古い町家が、少しずつ新しく、宿としての姿に変わっていっています。

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兼六園・金沢城ライトアップ。

先週、兼六園と金沢城のライトアップを見てきました。

兼六園と金沢城はすぐ隣にあり、二つを結ぶ橋で繋がっているため、どちらからで入ることができます。

そして、白からは、徒歩10秒で金沢城公園に入ることが出来ます。

昼も夜も、お花見がすぐそこです。

 

普段見ることの無い、暗がりの兼六園と金沢城。

そんな春先の肌寒さが少し残る暗がりに、満開の桜が浮かび上がっていました。

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兼六園は、桜だけでなく、その立派で大きな松もライトアップされていました。
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全体的に、照明は抑え気味で、それがかえって暗闇に浮かび上がるように映えていました。

日中見る光景とは、また違う趣がありました。

 

屋台もたくさん出ており、お祭りのような賑やかさでした。

それでも、大都市のお花見やお祭りとは違い、人がそれほど多くもなく、ゆったりと自分のペースで楽しむことができるのが、金沢の魅力の一つだと思います。
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こちらは金沢城。石垣と桜、遥か昔の光景を想像したくなります。
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桜のトンネルが出来ていました。

 

そして、こちらが満開の百万石通り。

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とても美しく、桜が咲き誇っています。

こちらは、以前アップした咲き始めの桜の様子。より華やかになりました。

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桜の下では、お花見をしている人がたくさんいました。

車や自転車でここを通り過ぎる際は、ついついスピードを緩めて、桜を見渡してしまいます。

 

満開の桜を迎えた金沢は、徐々に新緑の姿へと変わりつつあります。

白の目の前にも、桜が咲きました!

長い長い冬を超えたようです。

白のすぐ目の前、黒門前緑地のお屋敷に、桜が咲きました!

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とても立派な桜の木です。
桜の木の下には、桜を拾われていく方々も見られました。

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どうやら、こちらの花びら、全てが自然と落ちてきたわけではないようです。
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見上げると、空一面満開の桜。
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ここに、いました。
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満開の桜の木にやってくるスズメが、桜をツツツツとつついていて、それにともなって落ちてきている花びらも見られました。

こちらは、金沢城へ入る、黒門から見た白のある町並み。道がすーっとまっすぐ伸びています。

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お堀の土手には、小さな黄色い花もたくさん咲いていました。
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すぐお隣の金沢城址公園には、紅梅も
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白梅も咲いています。
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その広い敷地の公園内には、春の陽気に誘われてきた方々が、各々の時間を過ごしていました。遠く向こうには、まだ雪の残る山が見えます。
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城も、桜に包まれています。
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場所によって桜の咲き具合はまちまちで、まだまだこれから咲き始める桜もたくさん見受けられます。
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こちらは、金沢城と兼六園を結ぶ橋の上からの景色。まだまだこれから桜を楽しめます。満開のときに、ここを自転車で通ったら、どれほど気持ちいいのでしょうか。
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長い長い冬を超えた今、とても穏やかで、とてもいい季節です。

今年の春は、白はまだオープンしていないので、来年からの春は、桜と梅、春の陽気を楽しみに、ぜひ白にお泊まりにいらしてください。

みんなで、白から黒門前緑地の桜を眺め、そして金沢城址公園でのんびりと時間を忘れ、花見をできたらいいなと思います。

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改装工事49日目。

 

ひと休みをしていた改装工事が、本日再開しました。

本日からの工事は、地面を掘り、土台を水平にしていく作業とのことです。

水平器でレベルを取りながらユンボで地面を堀り、その後調節をするために一部コンクリートを流し込む、といった流れだそうです。

まずは土台からしっかりと固めています。

 

 

ところで、こちらが以前紹介した頭巾などと一緒に眠っていたものたちで。

古い木箱には、たくさんの本や雑誌、新聞が入っています。
本

 

この中の一つに、こういった何も書かれていない箱がありました。
箱

 

こちらの中身は、

鍵

 

 

真鍮製のドアノブ、一式でした。
ドアノブ

 

とても大事にされていた、おそらくとても気に入っていたものだったに違いありません。

 

今でも光り輝いており、握り手の部分には使い込まれた跡があります。

こちらは、どのようなお部屋の、どのようなドアに使われていたのでしょうか。

そのお部屋自体も特別な場所だったのかもしれません。

 

改装工事9日目その2。

続いて、二階部分です。

 

こちらも大きく様変わりしています。

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天井と壁は取り払われました。

取り払われたことにより、窓枠の模様がよりくっきりと目立っています。

 

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こちらは、大きな梁が出てきました。古い分、梁にも年紀が入っています。

 

こちらの壁も味が出ています。

解体

 

 

こうして丸々取り払われ、このように解体されるところから改装は始まりました。

ここから、白オープンに向け、どのように工事が進んでいくのでしょうか。

改装と平行して内装や家具なども、あれこれと考えている今日この頃です。

近々、白のDMも出来上がる予定です。

改装工事9日目その1。

遅くなりましたが、2014年2月5日、改装工事9日目の様子です。

 

一階のミセノマ、オクノマの壁は、全て取り払われていました。

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隠れていた土壁も見えています。

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オクノマにあったこの大きな金庫は、撤去されました。

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こうしてジャッキで持ち上げて移動。かなり重くて大変だったとのことです。

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物置に眠っていたものを整理していると、いろんなものが出てきました。

その内の一つがこれ。

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これが何だかお分かりでしょうか。

そう、防空ずきんです。

戦時中のものであろうヘルメットも出てきました。

 

さらにこういったものも。

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こちらはいったい何でしょうか。

白い陶器のタイルのような物で出来ています。

内側は、針金のような物で留めてあります。

これも、戦時中に使われた物でしょうか。

 

これら以外には、明治や大正、昭和初期の文芸誌、食器、真鍮製のドアノブなども。

前にお住まいになられていた方のおそらく仕事に関するものや、モノクロ写真なども出てきました。

これらの中でお見せできる物は、また後日ブログで紹介しようと思います。

 

3つのお手洗いと流し台があった場所もここまで解体されていました。

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こちらが上の写真の解体前。まるで、別の空間です。

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そして、二階。

こちらも大きく様変わりしていました。

その様子は、次回ご紹介します。

 

改装工事3日目。

 

本日も、白の改装の様子を見てきました。

解体はさらに進んでいるようで、取り払われた外壁部分はビニールシートで覆われていました。

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せり出していた部分は、きれいに解体されていました。なんだかぐっと趣きが増した気がします。

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内部の解体も進んでいました。

解体

 

 

ミセノマとオクノマがこのように。一気に解体が進んでいて驚きました。

解体

 

解体前のこちらの部屋の様子。床、天井、壁の板が丸々取り払われています。

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壁もあらわに。

解体

 

 

天井もあらわに。味のある天井と梁が出てきました。

解体

 

 

少しずつ、本来のこの家の構造が見えてきています。

 

オープンに向け、今日もどんどん進んでいます。

 

改装工事が始まりました。

 

本日、白オープンに向けて改装工事が始まりました。

どのような姿になっているか、心を躍らせながら、白に向かうと…

 

どどん!

解体スタート

 

なんと、すでに白の外観が変わっていました。

 

昨日までの外観から一変。改装前

解体スタート

 

道路に面した正面部分が解体され、室内があらわになりました。

 

解体

このようにして、どんどん進んでいます。

 

解体

 

道路に面したこのミセノマに入ったとき、どうしてこんな窓際に柱が一本立っているのだろうと思っていたのですが、本来はここで外と仕切られていたんだということが、解体した様子を見てわかりました。

 

こうして壁や柱の化粧板を取り払っていった後に、どのような元の姿が現れてくるのか、とても楽しみになりました。

 

115年前にこの町家を建てた大工さんは、115年後に、このような工事が行われ、新しく生まれ変わっていくその姿を見たら、どのように思うのでしょうか。

そして、ゲストハウスとして、国内のみならず国外からもお客さんをお招きする建物へと変わることを知ったら、どのように思うのでしょうか。

 

このお家を建てた大工さんや大事にしてこられた方々にも感謝し、いい宿にしていけるようにより一層頑張ろうと思いました。

毎日、どのように工事が進んでいくのかを見届けたいほど、楽しみです。

 

いよいよ、改装がはじまります。

来週から、いよいよ改装工事がはじまります。

まずは、解体から。白の工事がどのように進んでいくのか、このブログで追っていけたらと思います。

どのように変わっていくのか、楽しみです。

設計事務所さん、工務店さん、工事関係者の方々、近隣のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

改装前その3。

今回は、改装前の白の二階部分です。

 

一階の土間からつづく吹き抜けの天井は、古い柱の姿を見せながら、柔らかい光をとっています。

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そして、こちらは客室になる予定のお部屋。縁側も付いています。

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窓側から見た様子。べんがら色の壁となっています。この壁に、なにか絵や掛け軸でも飾っていたのでしょうか。

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部屋の奥にある窓には、花模様の貼り紙と、古いカレンダーがそのまま残っていました。

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1980年秋。時間が止まっています。

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さらに、襖には、このような時代を感じる絵も貼ってありました。

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こちらは、通りに面したお部屋。ここも客室になる予定です。

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現状のままでは、到底使えませんが、こちらのお部屋から見える景色が素晴らしいのです。

 

 

窓を開けると目の前には…

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金沢の桜の名所の一つでもある、黒門前緑地さんが見えます。

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目の前にある立派な満開の桜を、こちらのお部屋から眺めることができるかと思うと、とても楽しみです。

一階のミセノマからもこの通りを眺めることができる予定なので、みんなでのんびりと、くつろぎながら白でお花見ができたらなと思います。

すぐ近くには金沢城、兼六園、近江町市場などもあるので、季節季節の楽しみ方を見つけて、季節の流れを感じながら、お客さんとともに白を育てていけたらと思います。