今回は、改装前の白の二階部分です。
一階の土間からつづく吹き抜けの天井は、古い柱の姿を見せながら、柔らかい光をとっています。
そして、こちらは客室になる予定のお部屋。縁側も付いています。
窓側から見た様子。べんがら色の壁となっています。この壁に、なにか絵や掛け軸でも飾っていたのでしょうか。
部屋の奥にある窓には、花模様の貼り紙と、古いカレンダーがそのまま残っていました。
1980年秋。時間が止まっています。
さらに、襖には、このような時代を感じる絵も貼ってありました。
こちらは、通りに面したお部屋。ここも客室になる予定です。
現状のままでは、到底使えませんが、こちらのお部屋から見える景色が素晴らしいのです。
窓を開けると目の前には…
金沢の桜の名所の一つでもある、黒門前緑地さんが見えます。
目の前にある立派な満開の桜を、こちらのお部屋から眺めることができるかと思うと、とても楽しみです。
一階のミセノマからもこの通りを眺めることができる予定なので、みんなでのんびりと、くつろぎながら白でお花見ができたらなと思います。
すぐ近くには金沢城、兼六園、近江町市場などもあるので、季節季節の楽しみ方を見つけて、季節の流れを感じながら、お客さんとともに白を育てていけたらと思います。