金沢の城下町を挟む、犀川と浅野川。そんな浅野川の景色です。

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金沢城を中心に広がっているこの城下町金沢には、二つの大きな川が流れています。

一つは、にし茶屋街、お寺がたくさん集まっている寺町のそばを流れている犀川。

もう一つは、ひがし茶屋街と主計(かずえ)茶屋街の間を流れている浅野川。

金沢城は、この犀川と浅野川に挟まれたその中間に位置し、これらの川の上流側から延びている小立野台地の先端に構えられました。

そして、この金沢の街は、約400年間、大きな戦乱に巻き込まれることもなく、空襲にもあっていないため、城下町金沢としての特徴や町並みが今も色濃く残っています。

話は戻って、この犀川と浅野川は、それぞれの川の特徴により、男川、女川と呼ばれています。

犀川は力強い流れの川で、ゆったりとした河川敷があり、天気が良ければその向こうに白山連峰が見えます。

浅野川は、優雅でおだやかな流れの川で、川沿いの民家や橋も含めて、とても風情のある景色が広がっています。

今回はこの浅野川の景色についてですが、見る場所や季節、天気、時間帯によって、いろいろな表情をみることができます。

ひがし茶屋街、主計茶屋街周辺の浅野川へは白から徒歩10分程度。自転車では5分も掛かりません。その川沿いにある昭和初期創業の銭湯のくわな湯さんもとても風情があります。

お気に入りの景色を見つけに、朝の散歩、お昼の茶屋街巡り、夜の銭湯の際に、思いがけない出会いが待っているかもしれないそんな浅野川沿いを、ゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。

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