金沢城を中心に広がっているこの城下町金沢には、二つの大きな川が流れています。
一つは、にし茶屋街、お寺がたくさん集まっている寺町のそばを流れている犀川。
もう一つは、ひがし茶屋街と主計(かずえ)茶屋街の間を流れている浅野川。
金沢城は、この犀川と浅野川に挟まれたその中間に位置し、これらの川の上流側から延びている小立野台地の先端に構えられました。
そして、この金沢の街は、約400年間、大きな戦乱に巻き込まれることもなく、空襲にもあっていないため、城下町金沢としての特徴や町並みが今も色濃く残っています。
話は戻って、この犀川と浅野川は、それぞれの川の特徴により、男川、女川と呼ばれています。 続きを読む